前立腺がんの生検

   
   前立腺がんは最終的に生検で確定診断される   
       
       

  

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前立腺がんの生検

   
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前立腺のがん細胞を切り取り,顕微鏡で確認


生検(バイオプシー)とは,「生体組織検査」を略した言葉であり,直径1ミリ,長さ2cm程度の細胞組織の小片を切りとって顕微鏡で確認し,がん細胞の有無や,悪性度を調べる検査です。

PSA検査や直腸診,超音波検査,MRI検査などで,がんの疑いが出たときは,前立腺生検が必要となります。

PSA値がかなり高くても,最終的にがんと確定するには,生検による病理学的診断が必要となります。


通常,70歳以下で,直腸診や超音波検査で疑わしい症状が見られたり,家族に前立腺がんの患者がいれば,生検の対象となります。

一方,PSAが4〜10のグレーゾーンでも,80歳以上であれば,生検をしないで,定期的にPSAの経過観察をする場合もあります。

現在,前立腺生検で最もよく使われるのは「針生検」です。まず,肛門から超音波検査ができるプローブを入れます。

超音波の反射波によるモニター画像を見ながら,バイオプティガンという自動生検装置を用いて,直腸内腔もしくは会陰から前立腺に針を剌します。

現在,生検には,肛門から直腸を経て穿刺する経直腸的方法と,肛門から陰部の間にある会陰部から穿刺する経会陰式方法とがあります。


前立腺の組織は,確実に腫瘍をとらえることができるよう,10力所以上針を剌して採取することが推奨されており,通常は10力所前後ですが,穿刺の数は施設によって異なります。

最近では多数生検といって,より多数の部位から組織を採取するようになり,がんの診断率が向上したと報告されています。

しかし,生検のときに刺した針によって,前立腺を取り巻いているカプセルが破られ,がん細胞がまきちらされるという播腫のリスクもあります。

そこで,安易に生検数を増やすことを警戒する施設もあります。


生検によるがんの発見率は、6ヵ所生検で22・7%。12力所生検では28・3%,18力所で30・7%と報告されています。

また,1回目の生検でがんの診断ができる確率は75%,2回目で90%程度,3回目で95%となっています。


       

 
上記のように前立腺に針を刺すとき以下の2種類の方法があります。

経直腸式生検: 肛門から直腸内を経て前立腺へ針を挿入します。
経会陰式生検: 会陰部の皮膚から前立腺へ針を挿入します。

国内では,経直腸式生検を行っている施設が8割近くあり,主流となっています。

経直腸生検単独では進行の早いがんを発見しやすいというメリットはありますが,腹側の腫瘍を検出しにくいこというデメリットもあります。



   
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前立腺生検の実際



前立腺生検を受ける場合,検査日の半日前から絶食して直腸の中を空にしておく必要があります。

生検では,ブローブを肛門から差し込み,そこから超音波を発信し,反射波をモニターに映しだします。

そこで,その画像をガイドにして,直径1ミリから2ミリの針を瞬時に打ち込み,組織を採取します。

組織の採取自体は30分程度で終わります。

通常は局所麻酔や腰椎麻酔で行われ,まれに出血や感染症などの合併症が起こる心配があるので1泊2日程度入院します。

一方,外来で麻酔なしあるいは局所麻酔ですませ,日帰りできる施設もあります。

心筋梗塞や脳杖塞などの予防のため,ワルファリンやバイアスピリンなどの血液抗凝固薬を服用していると,生検で出血が止まらない場合もありますので,事前に医師に伝える必要があります。

また,感染症の予防のために,生検後の約3日間は抗生物質や,抗炎症剤を服用します。

経会陰式では感染症が少ないとされていますが,全身麻酔か下半身麻酔が必要なため,2泊3日の入院が普通です。

生検後の約1週間は,前立腺を刺激しないように自転車やバイクに乗ることや飲酒はは禁止されます。
 

     
               
               
               

 
  
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