前立腺がんの抗がん剤治療 

  前立腺がんの抗がん剤治療はホルモン治療の次の手段
       

  

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前立腺がんの抗がん剤治療(化学療法)

 
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前立腺がんの化学療法は,ホルモン治療の無効か再燃時に実施


前立腺がんでは,これまで有効な抗がん剤はないとされてきましたが,アメリカの臨床試験では,抗がん剤ドセタキセル(タキソテール)の死亡率低下が報告され,
2004年に承認された後,日本でも2008年8月承認されました。

前立腺がんにおける抗がん剤の適用は,ホルモン治療が有効でない症例や,最初は有効でも,効果がなくなった再燃とよばれる状態になった時,適用されています。


内分泌療法の最大の問題点は,数年続けていると,やがて効かなくなり,がんが再び増殖,再燃することです。

ホルモン療法が効かなくなったかどうかはPSA値の変化で判断しますが,4週間以上あけて測定したPSA値が,最低だったときの値より25%かつ2ng/ml以上上昇した場合,「病勢の進行」と判定され,多くの場合「去勢抵抗性」と診断されます。

そのような場合,抗アンドロゲン薬を中止したり,別の抗アンドロゲン薬に切り替えるといおう交替療法などがありますが,これらも効果が持続しないことも多く,痛みをとるなどの緩和治療をするしかないこともありました。

しかし,新たに有効な抗がん剤ドセタキセル(タキソテール)が承認されることで,延命が可能となりました。


前立腺がんの治療薬として,抗がん剤ドセタキセル(タキソテール)が,2008年に承認されています。

ドセタキセルは植物アルカロイドに分類される抗がん剤であり,細胞の分裂時に
細胞内で機能する微小管のはたらきを抑制し,がん細胞を死滅させます。

このドセタキセルは,手足のしびれやむくみなどの副作用が起こりやすく,その予防のため,ステロイド剤を併用します。

よく使われるステロイド剤はデキサメタゾンやプレドニゾロンで,ドセタキセル
の副作用を抑えるだけでなく,抗腫瘍効果もあるとされています。

その他,男性ホルモを抑制するはたらきのある抗がん剤として,エストラムスチンが使用されることもあります。

この抗がん剤は,女性ホルモンのエストラジオールとアルキル化剤ナイトロジェンマスタードの結合剤です。

この,エストラムスチンとドセタキセルの併用療法は,副作用が特に強く出る場合が多く,注意が必要です。



抗がん剤治療の実際


ドセタキセルは前立腺がんの治療に有効とされていますが,最初からドセタキセルを使用することはありません。

ホルモン療法を開始して,PSA値が下がらなかったり,上がったりした場合に,効果がみられないと判断し,抗がん剤使用に切り替えます。

ドセタキセルは3週間に一度の点滴投与で,計10回で1クールとなります。

ドセタキセルは,従来型の抗がん剤であり,副作用も倦怠感,白血球や血小板の減少や,吐き気・嘔吐,発疹などのアレルギー反応,口内炎,脱毛,下痢,味覚異常,筋肉や関節の痛み,しびれなどがみられるため,特に高齢者の場合,注意が必要です。

高齢者の場合,体力的低下が大きく,そのダメージから休薬が必要となる場合があります。

この抗がん剤が効果を発揮する人は約4割程度とされ,さらに延命効果も3ヶ月程度が平均であり,しかも根治は,期待できません。

したがって,ご自分の年齢を考慮しながら,抗がん剤使用を実施すべきか,主治医とよく話し合うことが大切です。



   
 
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