排尿・排便障害 前立腺がんの合併症 

排尿排便障害・前立腺がん放射線療法の副作用
     

  

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排尿障・排便障害は前立腺がんの放射線療法後の副作用のひとつ


排尿や排便の障害は前立腺がんの放射線療法後の副作用としてあらわれることがあります。

これらの副作用は,放射線の照射法によって症状の強さが変わってきます。

前立腺は,膀胱や直腸などの臓器に近接しているため,特に,体外から放射線を照射する外部照射の場合,これらの臓器にも放射線が照射されることになります。

その結果,副作用として,頻尿,排尿痛,尿意切迫感,血尿などの排尿障害や,下痢,頻便,排便痛などの直腸障害が現れます。

しかし,近年では,放射線照射の技術が進み,前立腺のがん細胞に集中して照射するIMRT(強度変澗放射線治療)による治療法が確立し,これらの副作用が大幅に軽減されています。

特に,前立腺がんの外部照射による治療では,IMRTではない放射線療法は副作用の点からもおすすめできません。

また,放射線のカプセルを前立腺に挿入する小線源療法(ブラキセラピー)は副作用も外部照射より軽く,治癒率も高いとされています。

この治療では,頻尿や排尿困難が約半数の人に現れますが,一般的には1〜2ヶ月で,おさまってきます。

また,尿・便・唾液などから,放射線が検知されることがありますが,特に心配するような影響はありません。


放射線療法による直腸障害や排尿障害には,薬剤で対処します。

腸管粘膜は照射線に対して感受性が高く,炎症によって,水分が吸収されにくくなり,下痢がみられます。

下痢症状は急性症状で,一過性であり,治療終了後2〜3週間で落ち着きます。

ただし,治療終了後半年以上経過して起こる晩発性障害では,腸管閉塞(イレウス)や,潰瘍による出血(下血)がみられることがあり,注意が必要です。

また,下痢の症状が重い時には,下痢止めで対処し,点滴により水分や電解質などを投与します。

また,脱水症状を防ぐため,スポーツドリンクを冷やさずに飲むこともよいでしょう。


一方,膀胱粘膜も放射線で炎症を起こしやすく,頻尿が急性の症状としてよくみられます。

下腹部不快感や排尿通,排尿困難などもみられます。

これらの症状の多くは急性症状で,放射線治療開始後2〜3週間で発生しますが,治療終了後,約1〜2ヶ月程度で症状はおさまります。

晩期障害とし膀胱の繊維化や萎縮がみられることがあり,頻尿,血尿,尿道狭窄が起こります。

症状があらわれた時には医師にすぐに症状を伝え,薬剤で対処する必要がありあります。


前立腺がんの治療後は,規則正しい生活・適度な運動なども大切


前立腺がん治療後の排尿・排便障害を悪化させないためには、毎日の生活の中で,排泄のリズムを習慣づけることも大切です。

排泄のリズムをつくるためにも,毎日の規則正しい生活が大切で,早寝早起きや十分な睡眠を心がけるなどの基本的な生活習慣を整えるようこころがけましょう。

特に,化学療法や,放射線療法後にはきなどには,便秘になることがあります。


症状が重いときは、医師に相談して薬を処方してもらうと共に,適度な運動をこころがけ,水分補給と野菜などの繊維質を摂取することも大切です。

ウォーキングのような有酸素運動は,血行をよくし,新陳代謝を活発にし,自律神経を刺激することで腸の働きがよくなります。


 



   
 
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