グリソンスコア・前立腺がんの悪性度

   
   前立腺がんの悪性度はグリソンスコアによって表される   
       
       

  

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前立腺がんのグリソンスコアとは

 
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前立腺がんの治療方針決定において重要な悪性度を表すグリソンスコア


前立腺がんの悪性度を示すために,これまでは,「高分化型腺がん・中分化型腺がん・低分化型腺がん」の3段階に当てあてはめられていました。

人の細胞は受精卵にから,細胞分裂を繰り返し,分化することで,さまざまな機能や形態を持つ細胞に変化します。

一般に,分化度の低い細胞ほど,増殖力が強く,悪性度が高いとされています。

しかし,前立腺がんの5段階の悪性度から得られるスコア(2~10)で判定するグリソンスコアのほうがより詳しく把握でき,世界的にも採用されています。

2010年12月に改訂された「前立腺癌取扱い規約」第4版(日本泌尿器科学会・日本病理学会・日本医学放射線学会)で,前立腺がんの悪性度の判定はグリソンスコアで統一す ることが義務づけられたのです。

がんの悪性度は,生検で採取した組織を,病理医が顕微鏡で詳しく観察して判断されます。

グリソンスコアでは,生検で得られた前立腺の組織細胞を観察し,組織のくずれを正常細胞に近い,1段階(グレイド1)から最も悪性度の高い5段階(グレイド5)に分類します。
 
悪性度を測る基準は,正常な細胞組織と,どれだけ違うかによります。

細胞の形や並び方からみたがんの顔つきともいえるパターンが,正常組織と違うほど悪性度は高いといえます。

前立腺がんの腫瘍組織は単一のものではなく,多くの場合,悪性度の高いものから中程度のもの,低いものまでのがんのパターンが入りまじっています。

これらの前立腺がんの細胞の組織構造をパターンを正常に近いものから,悪性度の高いものまで,5段階に分け,一番多いパターンと次に多いパターンの合計(2~10)で,悪性度を判定します。

たとえば,これまでは「高分化型腺がん」と判定されていたものが,グリソンスコア
では「3+2=5」などと,より細かくあらわされ,これは,治療方針決定の重要な判断材料となります。

一般に,このスコアは理論上は,2から10までの9段階に分類されますが,実際には主に5から9に分類されています。

グリソンスコアで6以下はおとなしく,7は中間で,8以上は悪性度が高いと判断されています。


       グリソンパターン  スポンサードリンク 
       

 グレイド     組織構造     
1:  浸潤像の乏しい高分化腺がん  
2:  軽度浸潤増殖を示す高分化腺がん 
3:  多様な組織像を示す中分化腺がん 
4:  腺腔形成傾向がやや不良な低分化腺がん 
5:  腺腔形成が極めて不良な低い分化腺がん 
   
     
 
 
 
 
 
 
 
  
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